今年も公園に焼き菓子店がオープンしました。
店長さんは、
桂の木です(^^♪
ハート型の葉っぱがトレードマーク
葉っぱの色が黄色になり始めるとその香りがしてきます。
オープンしたばかりのようで、まだうっすらとした甘い香りです。
黄葉から紅葉になるにつれ甘い香りが濃くなってきます。
この公園は幼稚園の隣にあるので園児のおやつのために
クッキーを毎日焼いているのかとずっと思っていました。
夜にそこを通っても甘い香りがするのでバザーのために
残業して沢山焼いているのかな?とも思っていました。
それにしても連日で昼夜に続く甘い香り。
香りのもとは、幼稚園からではなさそうです。
公園の中にその香りが強く感じる場所があります。
そこで落ち葉を手に取って嗅いでみると、
あらっ!
甘い香りはこの木の葉っぱからだったのね。
葉っぱを持ち帰って調べてみると
それは「桂(カツラ)の葉」でした。
葉が枯れてくるほどにその香り成分・マルトールが増加するそうです。
木の名前である「桂」は、香りが出る→香出(カヅル)→カツラ
まさしくその香りが由来になっていることも知りました。
桂といえば中国では金木犀のことですから別の木になりますが、
日本ではなぜこの字をあてたのでしょうか???
調べるとどんどん深みにはまっていきそうです。
桂皮(ケイヒ)も桂の字を使いますが、これもまた別の木ですね。
香りのあるものには桂の字が使われるようです。
メープルシロップが採れる楓とは違う木です。
楓は、カエデ、フウのほかに「カツラ」と読むこともあるようで
せっかく調べたのに、どれがどれやらわからなくなってきてしまいました。
近所の公園の❤の葉っぱの木は「桂(カツラ)」で、
毎年甘い香りで楽しませてくれていることが
間違いないことだけは分かりました ^-^
(おまけ)
公園の焼き菓子店へ沢山のお客様が来店して密になっているので
パトカーが出動?したのでしょうか???
駐車場の隅っこに忘れられたミニカーです。
もしかしたら、
小人のお巡りさんがどこかにいるのかもしれません。