歩行禅について

最近「歩行禅」という言葉を知りました。

歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ [ 塩沼　亮潤 ]

歩行禅は歩きながら瞑想をしてそのあと座禅を組む、

心のエクササイズだそうです。

修験道という仏教の一宗派の考え方に根ざしているものです。

ステップは三つ。

ステップ①　懺悔の行　歩きながら「ごめんなさい」と唱える。

ステップ②　感謝の行　歩きながら「ありがとう」と唱える。

ステップ③　座禅の行　瞑想して今の自分と向き合う。

ステップ①と②はそれぞれ15分ほどの歩きで大丈夫。

ステップ③は5～10分ほど。

①から③を続けて行う必要はなく

一日のうちのどこかで行えればいいそうです。

歩くことはいつも行っていますが、

そこに禅が加えられるなんて、考えもしませんでした。

歩き方は丹田を意識してまっすぐ歩く、座禅の足の組み方など

注意点はありますが、先ずは続けることが大事です。

「ヂー...」というセミの初鳴きを聞いて、

暑くて嫌だなと思っても

なまけずに３ステップを続けること。

雨だから、暑いから、寒いからこそ、

折々の状況を受け入れて歩くことができます。

とはいえ、厳密にではなくほどほどにでいいようです。

歩いている時って、いがいと何も考えていないものです。

無意識にだらだらと歩くより。

気持ちを整えて歩くというのがいいのかもしれません。