お天気の良かった昨日、
門を入ると白梅の香りが出迎えてくれました。
庭から見た見た吉田五十八設計の画室。
「古陶磁が奏でる美の世界」が開催中でした。
山口蓬春のペルシャの鉢という絵が好きで
絵葉書のそれを額にいれて飾ることがあります。
絵のモチーフになった鉢も一緒に展示されていて
嬉しくて見入ってしまいました。
深鉢に鳥の絵が一筆書きのようにサラリと書かれているのですが、
鉢に描いた絵付け職人さんもそれを題材にした日本画もどちらにも
単調な線の中にぬくもりを感じます。
この絵の影響で、以前私も絵柄は違いますが
ペルシャの小鉢を買い求めたことがあります。
陶磁器がテーマの作品展だったので器と絵画と両方を愛でることができて
2倍嬉しい時間でした。
三彩の器の中に林檎がひとつ描かれた「静物」という作品の
実物の器は15㎝ほどの小鉢で、大きさがちがう!と思ったものの
それが画家の創作の工夫のなのだと納得。
三つの展示室と画室、2階にある旧画室、そして茶の間や客間
内玄関から外に出て別館へ行くと資料映像を見ることができます。
2階へ上がると葉山の海が見えました。
美しく手入れされた庭と葉山の景色を眺めていると
穏やかな気持ちになってきました。
この辺りには小径がいくつもあって住宅街の散策もおすすめですよ、
と 記念館の方に教えて頂いたので、この後小径散歩を楽しみました。
~つづく~^-^