俳句教室の先生からメールで届いた15句の選句課題。
その中から「良い」と思ったものを3句選ぶことになりました。
今回は「型その1」に沿って詠むという課題がありました。
改めてルールをおさらいしてみます。
【型その1のルール】
①上五は季語+や(詠嘆)で切り
②下五は名詞止め
③中七は下五のことを素直に言う
④中七と下五で一つながりとし、
上五の季語と直接かかわらない内容にする
このルールを頭に置きながら一句ずつ向き合っていくのですが、
これがなかなか奥深いのです。
特に意識するのは、上五の季語との「離れ具合」や「カメラワーク」。
上五の季語から、中七・下五の景色へと
すっと視線や意識が移る感覚を確かめていきます。
「描写として魅力的だな」と感じる句があっても、
このルールや「離れ」を基準に鑑賞し直してみると、、、
選ぶ句が変わってくるのです。
描写の美しさに惹かれる気持ちと、
型の完成度や取り合わせの妙を評価する気持ち。
その狭間で揺れるのも、また楽しい悩みです。
さらに選句の途中では、
これまで知らなかった季語や表現、
使ったことのない漢字にも出会いました。
たった17音という小さな世界の中に、
まだまだ知らない言葉や視点がぎっしり詰まっています。
詠むことも大切ですが、
こうして誰かの句をじっくり「読む(鑑賞する)」ことの大変さと、
そこから得る学びの多さを実感しています。
次の教室の日までは、まだもう少し時間があります。
あせらず、言葉ひとつひとつを味わいながら選んでいこうと思います。