散歩話しが続きます(^^)
先週の、うららかな春の午後。
いつものコースを歩いていると、
今年もあのお宅の「馬酔木(あせび)」が
見事な花を咲かせていました。

遠目からでも目を引く、
あふれんばかりのピンク色のグラデーション。
小さな鈴がまるで滝のように連なっているようです。
その日はちょうどお庭の手入れをされているご主人の姿がありました。
あまりに綺麗なので、「写真を撮らせてください」と声をかけると、
ご主人は顔をほころばせ、「どうぞ、どうぞ~!」と快く応じてくださいました。
「毎年、ここの馬酔木を見るのを楽しみにしているんです」
そうお伝えすると、ご主人は照れくさそうに、
でもとても嬉しそうに笑って、
「それなら、ひと房持って帰って部屋に活けてやって~」 と、
手にしていた植木バサミで「チョキン!」と枝を切って持たせてくれました。
思いがけないプレゼントを抱えて家路につきました。

さっそく花瓶に生けると春の空気が漂って
パッと明るくなりました。
馬酔木のこと調べてみて驚いたのが、
花言葉のひとつに「あなたと一緒に旅にでましょう」
という言葉があるのだそうです。
帰宅したオットにそのことを伝えると
「自治会役員の仕事が終わったら、 一緒に旅行に行こうね~」
と言ってくれました。
行き先は~ どこにしましょうか。
新しい景色を一緒に見にいけることを楽しみにしています。
思い返せば、
去年の今頃もあのご主人と馬酔木の前でお話ししたのでした。
去年は「季節の巡り」を一緒に喜び、
今年はオットとの「旅の約束」という新しい楽しみが加わりました。
同じ場所、同じ花。
けれど、一年分だけ少しずつ、
心豊かな毎日が積み重なっていることを実感しています。