2025年11月21日(金)、東京・上野にある東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」を観に行ってきました。

事前の情報で午前中は入館待ちになることが多いようでしたので、混雑を避けて午後3時頃に到着。その前に立ち寄った場所については、別記事で改めて書こうと思います。
さて、ゴッホ展。
入館待ちになることはありませんでしたが、館内はやはり人、人、人。もちろん私もその一人です。
展示されている絵画は、人の間から見るような形で、5列目くらいの遠い位置から鑑賞していました。幸い背が高いので、その位置からもなんとか見ることができましたが、細部までじっくり見ることは叶わず。行列して前の方に立とうかとも思いましたが、人の流れに押し出されるように流されてしまい、それもかないませんでした。
ゴッホ人気、本当にすごいです。
「拝啓、星になった兄へ。」と副題がついている展覧会ですが、まさに天に瞬く星のように遠い絵画たちとの対峙となりました。
1884年作の「ルナリアを活けた花瓶」に見られる、銀白のさやの鬱とした表現から、1888年作の「グラジオラスとエゾギクを活けた花瓶」の華やかな色合いへの変化は、彼の心のありようだったのでしょうか。遠目ではありましたが、37歳という短い生涯での画風の変遷や、木々や建物の輪郭の描き方など、フィンセントらしさを感じ取ることができました。
ゴッホにまつわる展示が続いていますが、今、神戸ではあの黄色い壁の「夜のカフェテラス」が展示される「大ゴッホ展」が開催されています。
これは来年の5月からは東京・上野の上野の森美術館へ巡回される予定です。
非常に楽しみではあるのですが、また激しい混雑になるのだろうなと思うと、正直、行くのをためらってしまいます。
名の知れた画家たちの企画展はどこも混雑しますから、いっそ収蔵館を調べて、常設展示の時にこそっりと、ひっそりと、ゆっくりと、じっくりと、絵画に向き合いたいものです。海外収蔵の場合はなかなかそうはいきませんが、せめて日本の美術館の絵はそうしようかと思いました。