ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

#今日は本曜日 ② 春の数え方

「春の数えかた・日高敏隆/著」を読みました。

タイトルと大野八生さんの表紙画に惹かれて読み始めた本。

 

「春を数える」って一匹とか一本とか、

春にも数の単位があるのかしらと興味を持ちました。

 

 

人々の目には

「梅一輪、一輪ほどの暖かさ」と映る日々の温度を

虫や花たちは積算して発育していくのだという。

「積算=計算=数えている」ということみたいです。

誰かが数を数えるのではなく、生物自らが数えている。

 

ちいさな虫の生業に計算が必要になっているんですね。

 

動物行動学者の目からみた自然界に関するエッセイは

展開が面白かったです。

例えば、ある事件のTVニュースを見て本題の内容よりも

その画面に映る蝶の多さに興味を持ち、

そこから植物体系の話しになっていきます。

何が好きか、興味があるかで

見えているものって変わります。

 

「春を数える」計算式はわからなかったけれど

春を待ちわびる気持ちがいちだんと増しました。