特集していました。
仲が良かった兄弟姉妹が険悪になってしまうのって悲しいですね。
Hapoさん(母)が亡くなて、今まさに相続の手続きをしています。
けれど、番組で紹介されていたようなトラブルは
まったくありません。
もともと3人の兄たちとの仲が良かったわけではありませんが、
相続の件で悪くなることもなく
スムーズに事が進んでいます。
それもこれもHapoさん(母)が
自分の資産や葬儀のことなどを
元気な時から子供らに話し、
それらのことをワタシに委ね
書類などの在処も解っていたからです。
世の中では親の年金額や預貯金のことを知らない人も
多いのでしょうね。
家族でお金の話しってタブー
という風潮がありますが、
それをオープンにすることって
親にとっても子供にとっても、
(夫婦にとっても)大事なことだと思います。
とはいえ、遺言書はなかったので
「遺産分割協議書」をワタシが作成しました。
多くはない遺産ではありますが、
Hapoさんが生涯かけて残してくれたものです。
子ども4人で納得のいく形で分割をしました。
相続手続きは難しく大変そうですが、
今はネットでその手続き方法を調べることができて
とても便利で助かりました。
口座名義人が死亡すると口座が凍結されるのも、
遺族がその旨を伝えたあとのことです。
死亡届を提出すると自動的に
銀行に知らされるわけではないんですよね。
Hapoさん(母)は、晩年 複数あった口座を
ひとつにまとめておいてくれたので、
その手続きもひとつの銀行で済みました。
そんなにぬかりなく段取りをしておいてくれたのに、
ワタシがポカをしてしまいました。
Hapoさんは介護保険を使っていましたが、
上限額を超えた分が高額介護サービス費として
利用した三か月後に指定の口座に振り込まれていました。
最後の支給は11月なのに、
その支給振り込みを確認せずに
銀行へ相続の手続きに行ってしまったので
口座は凍結されました。
それでも振り込みが出来なければ
相続人の口座へ振り込んでもらうことはできるのですが、
それが意外と面倒だったのです。
市役所から振り込めなかったの旨の書面が届き、
1.振込先口座変更申出書
2.給付に関する申請及び受領に関する申立書
3.故人と相続人の関係が解る一連の戸籍謄本(全部事項証明書)コピー可
4.指定口座番号、金融機関がわかる通帳等のコピー
1~4のものを揃えて返送すると手続きをしてもらえます。
1と2の用紙は同封されていたのでそれに記入して、
3に関しては他の手続きですでに揃えてありましたから、
それをコピーすればいいのですが、
相続手続きのために銀行へ行くのをもう少し後にすれば、
通常通りに振り込まれて書類を揃える手間はなかったのです。
未支給分の年金や保険料の支払いに関してのことは
終わっていたので、油断してしまいました。
でも、こういう手続きもあるのだということを
知ることができて、いい経験になりました。
はじめてのことばかりで
頭がいっぱいいっぱいですが、
ひとつ、ひとつ、やれば終わっていくのです。
銀行での相続手続きは、
本行の相続担当者とオンライン通話で説明を受けました。
インターネットが無かった時代は
口座のある支店まで行かなければならなかったようですから
随分と楽になったのだと思います。
地方銀行なのに、その支店が近くにあったことも幸いしました。
何から何までほんとうにHapoさんはぬかりなく~です。
ワタシもHapoさんを見習って身辺整理をしなくっちゃと思う
今日この頃です。