図書館で借りた手芸本をめくっていると懐かしさがあふれてきます。
てづくりノート 小倉ゆき子/著
何かを作っているとき、
針を持って手を動かしているときは
ほとんど何も考えず、
ただ幸せな時が流れます。
こういう表紙の手芸雑誌をみながら
何かしら作っていたのは10代のころでしょうか。
手を動かす幸せな時間を積み重ねてきたのだなーと
感慨ひとしお^-^
小倉ゆき子さんというお名前は知らなかったのですが
紹介されている作品は見覚えのあるものばかり。
ささやかな手芸心を小倉さんに育ててもらっていたようです。
1970年ごろにメッシュ板にカラフルなナイロンテープのようなもので好きな柄を刺してその板を組み立ててバッグを作ることが流行っていました。 そのメッシュの板状のものをBSカードというようですが、当時のことが製造元でも記録がないとこの本に書かれていました。
ワタシも10歳ごろにその材料を使ってA4サイズが入るほどのバッグを幾何学模様を2色で刺して作ったことがあります。 近所の化粧品と手芸用品を扱うお店の方が作り方を教えてくれたのだと思います。 出来上がったバッグを使った記憶がなく、その頃から「作る時間」が好きだったようです。
あの材料をBSカードというだと、この本を読んで知りました。
当時もそう呼んでいたのかしら?
あれだけ流行っていたけれど、今は知る人もいないのでしょうね。
同世代の皆様の中には私も作ったわよ~という方がいらっしゃるかしら?
その当時のHapoさん(母)も忙しい中で
子供服や手提げバッグ、アフガン編みのセーターを編んでくれたのです。
その話しをしても「な~んも覚えてない」って言われてしまいましたけれどワタシの大切な思い出のひとつです。
手芸や洋裁はHapoさんからの影響大です。
バタバタしていて近頃はごぶさたですが、そろそろ何かを作りたくなってきました。