今日のHapoさん(母)は目を覚ましていて、
襟元のくるんと丸まったところに手を伸ばして
「いいわね~」と言って、中のTシャツの柄を見て
目をまん丸くして「猫ちゃん?」
「ずいぶん、細長い猫ね~」
「うしろは?」と全体のデザインをチェックします。
着物の袂を直すように羽織りものの ”くるん”の部分を
両手で合わせてくれてから、「いい子、いい子」
「気をつけて帰ってね。 また来てね」
まだ3分も経っていませんよー。
外は暑いから、ここで涼ませてね。
「寝る。ベッド下げて。」
うん、うん、寝てていいからね。
もう少し居させてね。
ワタシが居るのに寝るのは悪いと思うらしく
目をしばたたかせています。
目を開けようとがんばっているのが申し訳なくて、
「また来るね」と言うと
ちょっとほっとしたように「また来てね」と言います。
「また」と言ってくれるのだから
ワタシが来ることが嫌ではないのよね。
それではと、帰ろうとしたら、
「メダカと金魚は一緒にしちゃあだめよ。
金魚がメダカを食べちゃうから」と突然言います。
ムーミンTシャツを着て行った日に見た
金魚とメダカの絵手紙のことを思い出したようです。
そうだね、別々に飼うようにするね。
「最初から飼わなきゃ、そんな心配しなくて済むのに」
あらら、ずいぶんバッサリと言いますね。
それにね、金魚は飼ってないから、その心配はないのよね。
なんて説明はあえてしません。
心配してくれてありがとうね。
「(わかったなら)よーし!」とOKサインをします。
久しぶりのHapoさん節を聞かせてくれてありがとう。
そして再び「眠い、寝る、ベッド下げて」の連呼です。
あんまりいると「もういいよ。」って言われてしまいますから、
そろそろ帰りましょう。
今日は立秋。
まだまだ暑い日が続きますが
Hapoさんに会いに行くのもまだまだ続きますよ。