ノコノオト noko_note

nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

Hapoさん(母)のVサイン

日曜日、オットと二人でHapoさん(母)に会いに行くと

珍しく目を覚ましていて私たちを認めるなり、

Vサインをします。 

ワタシもそれにこたえてVサインをすると

「今日は二人? オット君も一緒ね」と言っています。 

ああ、Vではなくて二人の「2」ということだったのね。 

あいかわらずの早とちりなワタシです。

「二人、ふたり~」と何度か言ったら、

「ベッド下げて~」「寝る!」を繰り返します。 

もう少し居させてよ~と言っても

「じゃあバイバイ」

私たちがいると安眠の邪魔になるのね、

と聞くと「そう言うこと~」と笑っています。

でも、まだ帰らないわよ!

この日の昼食を献立表でチェックしていたので

今日のお昼は何を食べたの?と聞くと

「パン! 白いパン。あとはカレー」

惜しい! カレーじゃあなくてビーフシチューなのよね~。

でも、それは言いません。

そう、よかったね。 

パン好きだもんね~というと、にっこり。

そのあと、

ワタシの胸元のブローチが目について

手をのばしてきたので、

「何に見える?」と聞くと

「お猿さん?」

ああ、そうね。

お猿さんに見えるね~。

作っているときは、羊を作ろうと思っていたのに

だんだん何を作っているのかわからなくなってしまったので、

今日からこれは、「サル」ということにします^-^

 

帰る時にオットと手を合わせて大きさを比べて

「いい子、いい子」と頭を撫でてくれて

握手でバイバイをして、ようやく10分。

面会時間はまだあるけれど、

目をつぶってしまったのでこれでおしまい。

病室を出ると看護師さんが、

「今日の昼食はパンだったので食が進んでいました」

とお話ししてくれたので、本人もそう言ってました。 

おかずがカレーだと言っていたのが惜しい!と思ったんです。

と伝えると

看護師さんも

「それは~惜しい!ですね。見た目似てますものね~^-^」

お互いにほんわかした気分になったのは、

Hapoさん(母)のお茶目ぶりのおかげです。

今頃、病室でニンマリしながらVサインをしているかもしれません。