弦楽器のなかではチェロの音色がすきです。
コンサートへも何度か行ったことがあります。
曲のことなどの知識はないのですが、
体に響いてくる音がとても気持ちいいと感じています。
チェロはイタリア語で「小さい」という意味。
見た目は大きいのに小さいってどういうことかというとチェロの正式名称は「Violoncello」でコントラバスのような大きさのVioloneという楽器があってそれよりも小さいの形容詞のチェロが独立して使われるようになったそうです。チェロをVcと略しているのはそういうことだったんですね。
そして弓の棹材はブラジル産の「フェルナンブコ」という木で、その木が絶滅危惧種に指定されたため新しく作ることが難しくなっているというお話しがありました。カーボン素材の代替品があるとは言え、やはりフェルナンブコに優るものではないそうです。
チェロという楽器は他の弦楽器よりもアンサンブルに向いていて、今回のバンドネオンもそうだし、弦楽四重奏はもちろんのこと、ギター、フルート、ピアノなどなどと一緒にアレンジの効き幅広い演奏ができて、いろいろなジャンルでの出会いがあって楽しいともお話しされていました。
曲のあいだにそんなお話もきけた「なるほど~」な時間でした。
一緒に行ったオットはチェロもバンドネオンの演奏も
生で初めて聞いたそうです。
すごく心地いい音だったそうです。
演奏の大半を小舟を漕ぎながら聞いていましたものね^-^