老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

Hapoさんのバロメーター

Hapoさん(母)に会うときは胸にブローチをつけていきます。

 

手芸好きなHapoさんは、

「かわいいわね。自分で作ったの?」と聞いてくれます。

 

ブラウスの色と同化してしまっているので

この日は気づかないかなと思ったけれど、

会ってすぐにブローチを指さし

「鳥さん、かわいいわね。自分で作ったの?」と言ってくれました。

 

この会話がHapoさんの元気さのバロメーターになっているように思えます。

 

先月はブローチをつけていなかったのですが、

若草色のブラウスを見て

「きれいな色ね。 新緑の季節ね。」と言ってくれました。

 

じつは、

会うときに一番最初に聞いてくるのはブローチのことではなく

「今日はオットくんは? いっしょ?」 です。

 

私に元気? と聞かなくても「オットくん元気にしてる?」とは、

本人が居ても居なくても必ず聞いてくれます。

 

義理の仲が成せることかもしれませんが、

Hapoさんがそう気遣ってくれることはとても嬉しいものです。

 

今回も「オットくんは?」と聞かれ、

「仕事で来られなかったの。」と答えると

「じゃあnokoちゃん どうやって来たの?」

(いつもオットの運転する車で来るので)

「電車できたのよ。」

「レンタカー? で?」

(う~ん、似ているようで似ていないなぁ。)

国鉄に乗ってきたのよ。」と言い替えると、

「ああ、電車ね。今はジェイアールよ。」

ちゃんと訂正してくれました。(^^ゞ

 

食欲が戻らず、病院食にほとんど手をつけず

差し入れのカステラや水羊羹ばかり食べているようですが、

頭はしっかり、さえているようです。

 

担当の医師からも

「口は達者ですね~」と言われていました。

 

 

車椅子に座っているのがつらくて、

早々に部屋に戻ってしまいましたが、

ひと月前より声の張りを感じました。

 

もっとご飯を食べてくれるといいのですが、

快復にはまだしばらくかかりそうです。