3人とも昼寝から目覚め、
オットとワタシの昼食の仕度をはじめました。
この日のランチのメインはカレーだったのです。
お腹が空いてすでに目が覚めていたわたしたちですが
寝ている母がカレーのにおいで目が覚めるのがかわいそうかなと思い
母が起きるまで仕度をするのを待っていました。
母は他の人が何を食べるのかを とても気にします。
自分と違うものを食べているのが嫌なのでしょうね。
ワタシ:「これから私たちお昼ご飯にするけれど、Hapoさんも少し食べる?」
母:「何食べるの?」
ワタシ:「カレーよ。 夏といえばカレーでしょ♪
今日のメインはカレーだったんだけど、
Hapoさんもうお腹いっぱいだっていうからさっきは出さなかったけれど、
Hapoさんの分もあるからね」
母:「私も食べられるものなの?」
ワタシ:「Hapoさんが食べられるカレーを用意したのよ」
母:「じゃあ、少し食べようかしら」
お皿の大きさは大中小と違うものの、同じメニューを一緒に食べられるのが
嬉しそうなHapoさん。
Hapoさんの分は全粥手前の柔らかさのご飯と具を潰したカレーを盛り付けました。
三人とも同じものだからね と言うと満足げに食べています。
ホームでは同じテーブルの人が美味しそうなものを食べているのを
うらやましくみているHapoさん。
会うたびに「食べ物の恨みは怖いのよ~」というので
一緒に食べるときは同じものを食べるようにしています。
三口ほどの量のカレーでしたが、満足するとまたベッドに横になります。
オットとおしゃべりしてまたウトウト~。
眠り姫ですね。
再び目が覚めておしゃべりしていると、施設での食事の話にまたなって
母:「目の前でバナナ食べていてね、いいな~食べたいな~と思ったのよ。」
ワタシ:「バナナは小さく切れば食べていい食材だって
ホームの人に言ってあるのに Hapoさんの分はなかったの?」
母:「そうなのよ。ケチよね~。」
ワタシ:「バナナ あるけれど、今 食べる?」
母:「えっ?!バナナあるの? 食べる~ 食べる~。」
さっきは眠り姫で、こんどは食いしん坊のお嬢様ですね。
小さく切ってフォークを添えてだすと、
母:「うぁー バナナ♪ 食べていいのね。」
ワタシ:「はい、どうぞ 召し上がれ~。」
食べるか、寝るかで 食べすぎかとも思うのですが
食べられるものを食べたいだけ食べて欲しい
本人もワタシも思っています。
気持ち悪くない?
お腹痛くない?
すっぱいゲップが出たりしない?
ごっくん(飲み込み) できてる?
いちいち うるさく聞いてはいるのですが、
母:「ダイジョウブ。ホームに戻ってからもお通じいいし
お腹痛くなったりしていないから心配しないで。」
そして この日のフィニッシュは
「三時のおやつはクリミール♪」
いつもと同じものでも
「わぁ~ 嬉しい。 いつ出てくるのかと思ってたの~」
今月も食欲旺盛なHapoさんでございました。
この日食べたのは
*にんじんピューレ
*枝豆ムース
*ポテトサラダ
・水羊羹
・カレーライス
・バナナ
・クリミール
・野菜ジュース 500ml
ワタシが作ったのは*印のみっつだけ。
カレーはレトルト食品(辛くないのをさがしました)
帰りの車で今日食べたのでいちばんよかったのは何?
と聞くと、
う~ん と考えて
「カレーかな。 だって夏はカレーでしょ。」
がんばって作った料理も夏のレトルトカレーには
勝てませんでした。
ひと月に一度のことだから
ついつい気合が入ってあれこれ作ろうと思うけれど
和定食になるような献立は実はそんなに喜んでもらえないようです。
なんならぜーんぶお菓子でもいいみたい。
クリームたっぷりのロールケーキやくちどけのいい水羊羹などなど。
来月はHapoさんのお誕生日月間なので
デザートプレートにして喜んでもらいましょうか 😊