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nokoの雑記帳  あれこれつれづれ

伊勢海老恋し  料理人季蔵捕物控

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伊勢海老恋し  和田はつ子/著

 

お話の中で見つけた「八はい豆腐」

豆腐をうどんぐらいの太さに切って、酒、しょうゆで味付けした鰹節の出汁であたため

葛でとろみをつけて仕上げたもの。

あつあつも、冷やしてもおいしいものらしい。

 

名前の由来は、出汁6、酒1、醤油1の割合で作ったからとか、

豆腐1丁で8人分(杯)できたから だとか。

 

初めて知る料理でしたが、これはHapoさん(母)にも食べられそうです。

江戸時代から続く料理から介護食をみつけるなんて~。

さっぱりしすぎているこの料理、

今までだったら気に留めることはなかったでしょうね。

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八はい豆腐

さっそく干しシイタケも加えた出汁で作ってみました。

Hapoさんに出すときは、シイタケの形があるままだと食べられないので、

出汁の味だけで我慢してもらいましょうね。

葛餡なので、さっぱりしているけれど食べ応えがあっておいしかったです。

 

 

料理がでてくる小説を読んでいるとこんな出会いがあるのも

嬉しいですね。

 

食事(料理)を核にした小説っていっぱいあるけれど、

介護食、ソフト食のことを描いた作品にはまだ出会ったことがありません。

 

介護そのものお話は何度も読んでいるけれど、

ソフト食(介護食)を食べている人はいろんな状況の人がいると思います。

母のように嚥下は出来るけれど、消化器の不調でソフト食を食べている人。

嚥下が不自由な人、口腔の不具合や治療で一時的な人。

お年寄りだけでなく、なんらかの病気でソフト食しか食べられない

若い人もいるかもしれません。 

そんな人の食と生活をテーマにしたお話があってもいいのかなと思います。

 

こういうテーマもSDGsのひとつになるのでしょうか。

 

江戸時代が舞台の小説から、すこし飛躍しすぎてしまいましたね。

 

 

飛躍しすぎついでですが、住みたいのは江戸時代の長屋です。

大工のオットと縫い仕事をするワタシという想定で、

倹しい暮らしをしていたいです😋

 

 

今週のお題「住みたい場所」