土砂災害の映像を見て、こころ痛む日々です。
早めの避難の大切さをニュースでも伝えていますが、
その決心を遅らせてしまうひとつに、
もしかしたら雨音が聞こえない家に住んでいることに
あるのかもしれないと思いました。
マンションに住んでいると、雨音がほとんど聞こえず
雨が降っていることに気づかないことがあります。
まだひとり暮らしをしていた母の住む場所が大雨だったとき
電話して様子を聞くと
窓を閉めていると外の音が聞こえないので、
雨が降っているのを私からの電話で知ったということが何度かありました。
戸建てでも、今の住宅は気密性が高く、防音性能も高い家が多いので
大雨に気づかずに過ごす人が多いのかもしれません。
雨の日は部屋が暗くなるので部屋の照明を点けると
外からの目を気にしてカーテンを閉めてしまいがちですが、
外の気配が分かるように少し開けて外の様子が見られるようにしています。
鳥の声や木々の揺らぎも外の様子を伝えてくれています。
情報番組や行政が伝えてくれる避難情報のチェックも大事ですが、
自分の五感で得る情報も大事なことだと改めて思いました。
↑ 雨があがり、霧に包まれた午前4時過ぎ。
蒸し暑くなるだろうな、と思いながら2度寝したある日の朝。