老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

青い服の女 平岩弓枝/著

久しぶりに時代小説を読みました。

 

新・御宿かわせみシリーズの最新刊です。

 

かつてTVドラマで知った作品で

役者さんもいろいろな方が演じていますが、

私は村上弘明さん演じる神林東吾が好きでした。

 

作品の舞台は明治になり東吾さんの息子・麻太郎は医者になり

「かわせみ」とのつながりも続き、

主人公るいさんは「観音菩薩様のよう」に描かれています。

 

江戸から明治へ時代が変わり捕物帳としての流れはないものの困りごとの解決に

麻太郎さんたちが活躍しています。

 

おだやかに時が過ぎているようでも、

麻太郎さんは3人の母をもつという 複雑な人間関係です。

 

それでもまた読んでみたいと思うのは、

るいさんのお人柄、

登場人物の情の深さのおかげでしょう。

 

 

母よりひとつお若い平岩先生が 

お元気で続編を書いてくださることを願っています。

 

 

 

 

もともと時代小説を読むことはあまりなかったのですが、

 

時代劇好きのオットと一緒にドラマを見るようになり

時代小説を読み始めるようになりました。

 

池波正太郎藤沢周平山本一力山本周五郎、などなど。

 

江戸時代が舞台の作品を続けて読んでいると

あの小説のあの人が長屋の隣に住んでいたらとか、

あの角で茶店を開いているかもしれないと空想の下町ができあがります。

 

できれば、長屋の一角に住んで大工(という設定)の夫の帰りを待ちながら

縫い仕事やおさんどんをする生活をしてみたいなと思います。