フキノトウがまた手に入ったので今度はオイル漬けにしました。
ふきのとうをさっと湯がいて水けをきってから
オリーブオイルと塩を加えただけです。
味がなじんだら パスタにあえて食べてみたいと思っています。
一緒にもらった数本の短い茎の部分も無駄にせず
おあげと一緒に炊きました。
水にさらしてスジをとっていたら
去年はHapoさん(母)と一緒にスジとりしたなぁと思い出しました。
その頃すでに活力がなく、何もしないで寝てばかりでしたが
「スジとり手伝って」と言ったら、はじめは嫌がったものの
「しょうがないなぁ~」と一緒にとってくれました。
なにか、歌を歌いながら手を動かしていたのだけれど
あのときなんの歌を歌っていたのかなぁ。
「二人でやれば早いね~」と言ってくれたのは母でした。
珍しく手を動かしてごきげんになった母。
一緒に作った「ふきの煮物」を
「おいしい、おいしい」と食べたのは去年の春のことでした。
ふきのとうのことを津軽地方では「ばっけ」と言うらしいよ
と母に話すと
「婆さんの仕事だから ”婆っけ” 」と言って笑わせてくれました。
母がちょっと元気に化けてくれたから
このときは ”化っけ” だったかもしれないですね。