老母の握力

介護の入り口。老母(ローボ)と老娘(ロームス)のつれづれ。

着替え、大事よ。

Hapoさんがホームに入居する前に

 

ケアマネージャーさんがデイサービスを利用する日にちや

 

日々のスケジュールを組んで内容を説明してくれました。

 

「起床後、着替え」という項目にHapoさんが反応。

 

「どこへ行くわけでもないんだから、着替えるのなんてめんどくさいわ。」

 

「あら~そんなこと言わないで、メリハリつけましょう。」

 

「メリハリなんていらない。」

 

「・・・・、まあ ぼちほちとやっていきましょうね。」

 

 

 

Hapoさんは、日中ワンマイルウエアのようなラフな格好で過ごしていました。

 

夜寝るときはパジャマに着替えて、

 

朝になったらワンマイルウエアに着替える。

 

お買い物など家から出るときは、それなりのよそいきに着替えていました。

 

ところが、だんだんと昼も夜寝るときもワンマイルウエアで過ごし、

 

外出するときは、その上から何かを羽織って出かけるという具合になってしまい、

 

今に至ります。

 

パジャマでないだけ、マシ なんでしょうかねぇ。

 

これ生活の質が下がっていますよね。

 

 

それなのに、髪の手入れは気になるご様子。

 

猫毛の柔らかい毛が薄くなってきたことをずいぶん前から気にして

スプレータイプの薬用育毛エッセンスを使うことは忘れません。

 

この間も無くなってきたので新しいのを買ってきてと頼まれました。

 

その年齢としては豊かにある方だとは思うのですが、現状維持を怠りません。

 

その気力を

歩くこと、体を動かすことに少しは向けてくれるといいんですけどねぇ。

 

何か、Hapoさんを夢中させるものがあるといいんですけど。

 

 

「もう、いいの。体操やリハビリなんてしたくないの。

 一日ベッドで横になっているのがいいの。」

 

Hapoさんが、退院直後につぶやいたことば。

 

辛いな~。

 

先日の外来診療の時には、外出着を着ていたので

その服が似合うね、センスがいいね。

ほめまくり。

 

満更でもなさそうだったので、

 

着替えることにもう一度目覚めてくれるといいんですけどねぇ~。