チクチク縫った刺繍布を手提げ袋に仕上げました。
結局、刺繍は2周しておしまいにしました。
丸を12個X2周で、なんとなく時計みたいに見えます。
刺繍しているときは、和みの時間がゆっくりと過ぎていきました。
袋は裏地付きなので中表にして縫えば、
縫い代の始末はしなくていいのですが、
マチをとるのを簡単にする縫い方にして、
表裏の布地を一緒に縫い、
すべて袋縫いで仕上げました。
中学のころ、Hapoさんに「袋縫い」を教えてもらったときの驚きを思い出します。
最初に表側から縫うことに、まずびっくり。
裏返してもう一度縫うことに、またびっくり。
縫い代がきれいに隠れましたよ。
なんだか手品をみているようでした。
これならほつれたり、洗濯して糸くずがでることもなさそうです。
親ってすごいなー、大人っていろんなことを知っているんだなーと
素直に感激した、あの頃が懐かしい。
「亀の甲より年の劫ね。」とすかさず言うHapoさん。
ほほー、こういう時に使うことわざなのね。
今の私に年の功が備わっているのかな~。
備わってしまったのは、脂肪と皺、シミくらいでしょうか。